PET認知症検診│FDGコース
PET認知症検診/FDGコースは、FDG-PET検査による脳糖代謝解析と認知機能評価アプリを組み合わせた検診です。認知症で特徴的な脳糖代謝(神経活動)の低下や認知機能の低下を、定期的な検診の受診でより早く兆候を捉えることを目指しています。
- 料金:60,000円(税込)
- 検査時間:約2時間

脳PET(脳機能画像解析)画像

のうKNOWイメージ
検診の流れ
STEP 01 受付 |
検査前日から、事前にお送りした説明書の注意事項に従って準備を行ってください。当日は、ご記入いただいた問診票・同意書を受付時にご提出いただきます。 |
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STEP 02 認知機能計測 (約25分) |
認知機能評価アプリケーション(のうKNOW)を実施していただきます。 |
STEP 03 更衣・身体測定 |
検診着に着替え、身長、体重などの身体測定を行います。 |
STEP 04 PET検査のくすり(FDG)投与 |
![]() PET検査のくすり(FDG)を静脈内に注射します。 |
STEP 05 安静 (約45分) |
![]() 投与したFDGが体に行き渡るまで、安静にしてお待ちいただきます。会話や読書、体操をすると筋肉にくすりが集まり、診断の妨げとなりますので、ご注意ください。 |
STEP 06 PET撮像前の排尿 |
PET撮像の前に排尿をしていただきます。 |
STEP 07 PET-CT撮像 (約30分) |
![]() ベッドに仰向けで寝ていただき、PET-CT検査を行います。PET-CTは、PETによる機能の撮影とCTによるかたちの撮影を同時に行うことで、より精度の高い撮像を短時間に行う装置です。 |
STEP 08 検診結果 |
検診結果は総合的な解析の後、後日(検診後約2週間後)郵送にて報告書をお送りいたします。検査当日の結果説明は行っておりませんのでご了承ください。 |
検査項目
検査項目 | 検査内容 |
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PET検査(頭部、脳機能画像解析) | 検査ではブドウ糖に似た性質のくすり(FDG)を静脈に注射します。ブドウ糖は脳細胞の重要なエネルギー源であるため、そのブドウ糖の使われ方の程度(FDGの集積具合)を診ることによって、脳機能の状態を調べることができます。 PET認知症検診/FDGコースでは脳のブドウ糖代謝を解析し、脳機能に異常が疑われる部位やアルツハイマー病に特有な部位での低下がないかを調べます。 |
認知機能計測 | 認知機能評価アプリケーション(のうKNOW)を用いて脳の状態を確認します。 |
※検査結果は後日書面にて報告いたします。検診当日の結果説明はありませんので相談電話をご利用ください。
※認知機能計測は口頭による質問形式で行う、MMSE(Mini Mental State Examination)およびMoCA-J(Japanese version of Montreal Cognitive Assessment)にて代替する場合がございます。
※認知機能計測は口頭による質問形式で行う、MMSE(Mini Mental State Examination)およびMoCA-J(Japanese version of Montreal Cognitive Assessment)にて代替する場合がございます。
ご注意ください
- 必要に応じ、ご家族や介護者の付添(1名)をお願いします。
- すべてのがんや脳疾患が発見されるわけではありません。
- 受診結果が認知症の発症または非発症の可能性を保証するものではありません。
- PET‐CT検査では微量の放射線被曝を伴いますが、健康に影響を与えることはありません。
- 妊娠中や妊娠の可能性がある方、治療中の病気やお身体の状態等によってはご受診いただけない場合があります。
- 同日に他の検診コースと並行してご受診いただくことはできません。
- 受診結果は書面郵送にて報告となりますので、ご質問等は相談電話にて医師が対応します。
- 体内に電子機器や金属のある方、空腹時血糖値が高い方、40歳未満の方、治療中の病気やお身体の状態等によってはご受診いただけない場合があります。
- 受診者様の検査データは、検査時にいただく同意書に基づき、匿名化の後、当センターの倫理委員会にて承認された研究に使用させていただきます。