PET検査の流れ

身体の負担が少なく、リラックスして検査を受けられるのがPET検査の特長です。糖分の消費量でがん細胞を発見するため、心身共に穏やかに検査を受けていただくことで、より検査の精度が高まります。当日は検査だけに集中していただけるよう、代表的なPET検査の流れをご紹介します。

検診の流れ

STEP 01
食事・運動制限

受付4時間前より、食事や糖分(お菓子、ジュース等)を取らないでください。また前日は激しい運動を避け、当日は軽い運動も行わないでください。

STEP 02
問診・採血

受付後、注意事項や検査の内容を再度ご確認いただき、同意書にご署名いただきます。続いて、当日ご持参いただいた問診票の確認や追加問診、血液検査などを行います。

STEP 03
FDGの投与

PET検査でがんを見つける目印となるくすり、FDGを静脈内に投与します。FDGの投与は専用の機械を使いますので、安全かつ正確です。投与量は主に体重によって調整します。

STEP 04
安静
(約60分)

FDGが体に行き渡るよう、60分ほど安静にしていただきます。会話や読書もお控えください。お休みになられても結構です。

STEP 05
PET撮影前の排尿

FDGは尿として排泄されるので、膀胱に尿がたまっていると、その周囲や影にがんがあっても見つけにくくなってしまいます。そのため、PET検査前に排尿をしていただきます。

STEP 06
PET撮像
(約30分)

PET装置のベッドに仰向けに寝て、安静にしていただきます。ベッドを少しずつ移動しながら撮影します。PET装置のドームは大きく開放感があり、音も静かなので負担の少ない検査です(狭い所が苦手な方はスタッフにお申し付けください)。

STEP 07
検査画像完成

PET装置で撮影した画像は検査後にコンピュータ処理されて完成します。その際、FDGの集まり方によっては、確認のため再度時間をおいて撮影を行う場合があります。

※詳しくは、ご予約後にお渡しする各コースの説明書をご覧ください。