認知症サポーター養成講座を開催しました。 コラム2019.12.27

認知症の理解を深め、受診者様の気持ちを大切にした接遇を学ぶために

認知症サポーター養成講座の様子
浜松PET診断センターが所在する浜松市では、「認知症を理解し、認知症の方や家族を見守る“認知症サポーター”を一人でも増やし、安心して暮らせるまちづくり」を市民の手で実現していくことを目指し、認知症サポーター養成講座の開催を推進しています。
このたび当センターでも、認知症への取り組みの一環として2019年12月27日に認知症サポーター養成講座を開催しましたので、その様子をご紹介します。

認知症サポーターへ仲間入り

認知症サポーター養成講座を受講したスタッフ
今回の講座では、認知症についての基礎知識をはじめ、認知症を患うご本人やそのご家族に対する接し方・心遣いについて学びました。
認知症サポーター養成講座を通じ、認知症の理解が深められたと共に、認知症に取り組む医療機関の一員としての使命を全うする決意を新たにしました。
受講したスタッフ40名がオレンジリング(認知症を支援する意志表示の目印であるオレンジ色のリストバンド)を身に付け、認知症サポーターとなりました。
 

認知症への取り組み ~PET検査実施医療機関として~

浜松PET診断センターでは“がんで死なない、認知症で苦しまない健康長寿社会の実現を目指して”という理念のもと、認知症への取り組みとして、認知症に関する専門医が診察を行う「脳機能PET外来」やアルツハイマー型認知症の原因の1つとして考えられているアミロイドβの脳への蓄積を画像で捉える「アミロイドPET検査」を行っております。
今回の認知症サポーター養成講座受講を通して、PET検査実施医療機関という立場で画像による認知症診断を行うだけでなく、受診時の不安を取り除くことで頼れる施設になっていきたいと考えておりますので、認知症が心配になったら浜松PET診断センターにお問い合わせください。
事務局 (002)